monsolbier’s blog

日記代わりの地味ブログです。

35年前の電子オルガン

カバー掛かっているあたり「使ってない」感が滲み出ている佇まい、

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ヤマハ C 100 当時30万くらい。

教わる以上に耳コピ演奏していたので購入初期段階からすでに鍵盤が足りないというストレスを抱えていた。

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よくこれで6級受かったもんだ。

周りは少なくともFS30は持っていた。

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この機種は鍵盤のバネが非常に気に入らなかった。跳ね返りが気になって弾きにくい。


6級受ける頃の最新機種はHS8

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ここから家具のようなエレクトーンは姿を消した。
今は事務机のような外観だ。流行りなのか。あまり魅力的でない。

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ELB 01 20万くらい。
同じビギナー向けでも35年前と比べてコストパフォーマンスも鍵盤の数も改善された。35年前は下位モデルは低音部の鍵盤がFまでしか無かったが今はCまである。

それにしても、エレクトーンの先には何があるんだろう。

ピアニストのようにソロコンサートなんて無さそうだし。

6級受けるときは作曲家になるのが夢だった。ヤマハのグレード試験を受けていれば道が拓けると思っていた自分はなんてアホだったんだろう。

昔の演奏グレード6級Bコース
・課題曲
・レパートリー
・アレンジ
・聴奏
・初見演奏
・即興

初見演奏はスリリングだった。見た事も聴いた事も無い楽譜を1分間だけ見てハイ弾いて、だ。もちろん読んでいる間は鍵盤に触れてはいけない。字を読むのが遅い自分は当然音符を読むのも遅かったのでかなり練習した。
即興は更にスリリングだった。今度は鍵盤を見る事すらできないのだ。8小節の一段譜を与えられ廊下に出され5分間だか10分間、考える時間を与えられる。制限時間内にそのメロディーだけの一段譜に伴奏をつけて弾き、リピート後はアレンジして弾くという、まことに心臓に悪い試験だった。もちろん伴奏はコードが間違っていてはいけない。
音楽センターの子供達は今でもこんな事をやっているんだろうか。ストレスで頭おかしくなっちゃいそう。。。