蛇そのものの魅力ではなく、これを飼育する事の魅力を語ろうと思う。
蛇というのは、
・慣れることはあってもなつくという習性はない
・躾けも入らないので名前を付けても認識しない
・当然、呼んでも寄って来るわけがない
・何かを訴えてくることもない、辛くても助けを求めることもできない
・触られても喜ばず、慣れないうちはむしろ避けられてしまうか威嚇される
ペットから愛情の見返りが欲しい人には全く向かないと思う。どんなに可愛いと思っても撫でても抱きしめても蛇は迷惑がるだけである。
一般的なペット飼育で得られる喜びが蛇からは何一つ得られないのだが、、、
特に嬉しくなくても安全で快適な環境と認識してほしい
適度に空腹が満たされていればいい
すくすく成長してくれたらいい
元気で長生きしてくれたらいい
パニくらずリラックスしてくれればいい
凶暴化しないでくれれば尚よし
存在そのものが癒しで最早、ただの一つも見返りを求めない真の愛情がそこにあるのだ!!!
しかもボールパイソンは顔が可愛い。どんな動物も子供のうちは可愛いものであるが、ボールパイソンの顔は生涯可愛いままなのである。
飼われることによって自然界という自由を失う代わりに、「ここでもまぁ、いいか」と感じてもらえるようなお世話ができるよう飼育者としてもキャリアを積もうと思う。