かつてストリートダンスをやっていた時代の仲間が言っていた。
仲間「モンソルビエさん、呑みすぎた!って時はグレープフルーツジュースがいいらしいですよ!」
調子に乗って強い酒ばかり好んで飲んでいた時期である。たびたび潰れる私に仲間が耳寄り情報として話してくれた。
モン「グレープフルーツの何が効くんだろう。オレンジとかじゃダメなの?」
仲間「グレープフルーツ独自の酵素が効くらしいんです」
しばらくはバカみたいに食後のデザートのごとく飲酒後にグレープフルーツジュースを飲んでいた。
その後、一般的な100%果汁は濃縮還元の過程で加熱されているため酵素は死んでいると知りバカくさくてやめた。
しかし酵素死亡説はその後覆される。
先日薬剤科がやってくれた勉強会で降圧剤だけでなく分子標的薬の一部でもグレープフルーツが禁止の薬剤があると教わった。
薄皮に含まれる酵素が原因である。
グレープフルーツ禁なのは知ってはいたが前々から気になっていたので質問した。
モン「ああいう、搾りたてではない果汁は加工段階で熱で酵素が死ぬから無害では?」
薬剤師「そうなんですけど、実際市販のもので実験するとグレープフルーツはダントツでダメだったんです」
( ° Д°)・・・
( Д ) ° ° ( Д ) 。 。
加熱後でもなお威力を発揮するグレープフルーツの薄皮酵素、恐るべし。
その後我が家の冷蔵庫にはグレープフルーツジュースが常備となった。
余談だがゼリーにすると美味しい。