monsolbier’s blog

日記代わりの地味ブログです。

進路の謎



トゥイッターを始めたところ、音楽に携わる方々の呟きを頻繁に目にするようになった。


飛び込んでくる情報量が半端じゃなく多いため全ては見ていないが掻い摘んで適当に見ても「将来それで食べていくのは難しいから生徒に音大を勧めてはいない」という講師が一定数いるのがわかる。


不思議に思う。美容師や警官や薬剤師や医師など生業に直結する「養成所的」な学校もあるが、多くの大学は選考の学科を生業としないのが実情ではないだろうか。友人は気象関連で修士課程も博士課程も出たか就職先は富士通で勤務地はJAXAだった。一応尋ねてみたが大学での経験は無関係の業務内容とのこと。一般の大学を生業に直結させるなら「営業科」とか「店頭販売科」とかあっても良いのでは。


脱線した。


音大の話。漏れなく、音大に進学する人たちは音楽が好きで行っているはず。音大に行ったからといって一般職が不可能になるわけではない。経験が活かされないのはどの大学を出ても同じだ。好きな音楽を若いうちにやれるだけやってできれば極めて生涯の宝として大事にしつつ普通に働けば良いと思う。ニュースで見たことがあるが就職の面接で音大生は全然不利ではないそうだ。これは勝手な印象だが何をやりたいか目的をハッキリさせて進学している分、やり遂げるという経験もありそうだし普通の大学生より根性ありそうだなと思う。


なぜこんな事を思ったか。


たまたま「音楽を諦めきれず仕事を辞めて音大に入った大人が居た」記事を見たからだ。



いや逆はやめておけ。