いつかの母の法事の時の話。
法要後に親戚みんなと食事中、盛り合わせの刺身の中にハマチがあったので我々兄妹は熱心に父に勧めた。
長兄「お父さん俺のハマチも食べていいよ」
私「私のもどう?」
父「なんでハマチばっかり食わそうとする?」
次兄「ハマチ大好物だよな?」
父「いや、ハマチは油っぽくて俺はあんまり・・・」
イカとホタテが好きだと言う。
我々「でもハマチの刺身昔からよく食べてたよね?」
父「ハマチはお母さん好きだったっけな」
長兄 ( ° Д°)・・・
次兄 ( Д ) ° °
私 ( Д ) 。 。
[ 回想 ]---------------------------------------
冷蔵庫にハマチの刺身を発見する子供の頃の我々兄妹
兄妹「食べたーい」
母「それはお父さんが帰ってきたら食べるからダメ」
我々兄妹しぶしぶ諦める-----------------回想終了
子供の頃からよくある光景だった。
母は、父の晩酌のお供と言い子供の欲求をうまく退け実は自分がハマチを平らげていた事実を墓場まで持って行ったわけだが、まさか20年以上を経て暴かれるとは思いもしなかっただろう。
「墓場まで持っていく」は全然安心できないと思った。
でも、
お母さん、もう時効だから安心して(*゚∀゚*)